屋久島から、本州、そして山羊へ
(白谷峡谷の帰りに出会ったヤクシカの親子)
面積:503キロ㎡、人口:1万4000人。
屋久島は、ゼロエミッション・循環型社会システムのモデルとして注目を集めている島でもある。
★屋久島に行かなくても、自分の身の回りを屋久島的に変えて行ける★
今年5月初めに、屋久島に初めて行きました。
山岳島の屋久島には、本州で見慣れた看板や宣伝ネオンはありません。
外周をぐるりと国道が囲み、中央をつきぬける幹線道路も、トンネル道路もない。
この島は、「ヤクスギ」が有名ですが、そればかりに目が行くと、他のモノを見過ごすことになります。
ヤクスギ以外にも、立派な広葉樹があり、多彩な植物があります。
そして、スギそのものよりも特徴的なのが、「コケ」と「石」と「水」です。
この「コケ」「石」「水」の三者は、綿密に自然体系の中で連動しています。
スギがいくら伐採されようとも、源泉部分に人の手が及んでいないので、綺麗な「コケ」が綺麗な石に貼りついて、渓流に水滴を運んでくれるのです。
日本社会は、水道水であっても、まだ「水」が飲めるだけ幸せです。
だけど、屋久島では、森に入れば、誰からも汚されていない水がある。
すべてを綺麗に、クリーンにとまでは言わない。
だけど、「源泉」「源流」を大切にすれば、川下が若干汚れても、森は生きることができる。
そんな当たり前のことを、屋久島は教えてくれたように思います。
で、思ったのですが、本州にも、まだそんな場所がたくさんあるに違いない!。
それは、何も源泉だけではなく、「経済社会の思考回路」をも、屋久島的源泉のような発想にできるのかもしれないと、考えたのです。
つまり、本州にも汚されていない場所がある。
例えば、どこか過疎地の休耕田だったり、荒廃した農地だとかでも良い。
そこで、「派遣社員」とか「ニート」とか私のような「経済至上主義への懐疑的人間」でも良いが、そんな人々は、現在の「優勝劣敗の経済社会での価値基準によって、人生を決定されている」という不幸の再生産に、うすうす気付き始めているのではないか。
となると、そうした所から脱出し、休耕田や農地を求めて、大胆に移動してみたらどうだろう、と考えている。
もちろん、私自身も、いま、休耕田を活用して「半分自給自足」で「安全な農作物」を食べて生活していく、新しい「屋久島源泉モデル」を思案中なのです(笑)。。
というわけで、今は休耕田の救世主にもなり得るだろう、ヤギさんとのお付き合いを開始したところです。
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