いっそのこと火星にでも・・・
環境バブルですね、まさに今は。
まるで、日本経済の水場・餌場を探すかのように、一斉に、このエコ・環境分野に企業がドドドと押し寄せてきています。
10年前は、高齢者会の到来で、福祉ビジネスが盛んになると言われました。
確かに、福祉バブルがおきました。
しかし、いまはバブルは沈静化し、いまは介護ビジネスという言葉は沈没し、本来の通常の活動に戻った感があります。人間のマイナス部分をゼロベースにする日本型の「弱者救済」「相互扶助」論における福祉概念では、ビジネス化などありえないのです。
いわば、福祉という言葉を冠にし、金持ちのファンと低賃金労働者を双方確保することが、「福祉ビジネス」によってヒルズに住める条件なのです。両輪あっての、ビジネスです。
さて、環境でも、似たようなことにならないかしら。少し心配な側面が出て来ました。
というのは、このところ、続々と「近未来型・環境対応フルスペック・プレミアム住宅」が登場しているのです。
光熱費が掛からない、
構造材に金属を使う、
土壌をボーリングし地中からの熱を吸い上げる・・・
太陽光・・
いえいえ、否定しているのではなく、みんな素晴らしいものです。
しかし、一体、これを買うのは、誰なのだ~??ということですね。
そうです、95%の人は買えません。
どうしてか。高いからです。
そして、それらの究極のエコ住宅を構成するパーツ群に、一体どれだけのエネルギー消費がなされ、どれだけのコストが掛かっているのか。それは、オープンではありません。
京都議定書で住宅の分野にあたる「民生分野」のエネルギー量が下がらないことが問題視されているようですが、産業分野に比較したら、たいした数値ではないといったら、怒られるでしょうか(怒られるでしょうかね、きっと・・・)。
というのは、産業全体を縮小すれば、無駄なものは買いません。
だから、大切に長く使うはずです。
光熱費が少しは掛かっても、co2がちょっとオーバーしても、ケータイ電話やペットボトル、包装トレイのようにじゃんじゃん買い変えていく経済をどうにかしないと、まったく意味がないと思うのです。それは、「産業分野」の責任です。
どうせなら、超ハイスペック住宅は、火星で建てて、火星で暮らせば、地球のco2は減るのだと思います。
いっそのこと、火星にでも行きましょう。
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