社会・企業・ひと

2008/05/07

思考は現実化する?

思考は現実化する、という言葉は有名ですよね。
良しに付け悪しきにつけ、このコトバは改めて名言ですね。


なんというか、人生にはステージがあって、だんだんと違うステージになって行く、ていう感じなんです。
あ、私の場合です、もちろん。

でも、厄介なのが、そのステージ自体に絶対的な意味はなくて、ただ現実に存在しているステージである、という事実だけ、厳然としてあるのです。

つまり、上昇したのでもなければ、下降したのでもない。
もしくは、上昇しているのかもしれないし、思いっきり下降しているのかもしれない。


ただ、それは、どの場所と比較して、どの場所を基準として「上昇」か「下降」かということなんですが、そもそも、「その場所」を比較することはあまり意味がないのです。


昔、ホームレスの物語を描いたことがあります。
その一方で、超大金持ちの自殺の話しを描いたこともあります。

ホームレスと超大金持ちの、どちらが幸せかということを、真面目に考えていた「ステージ」が、かつての自分にはありました、高校時代でした。

でも、それは比べるものではないのです。
それが分かっていることが、まずは基本です。


でもでも、人間は、どうして競争するのでしょうか。


自尊心を回復するための競争と、生存するための、競争。
これは、本質的には、違うものだと思っています。

おそらく、人間がもっとも人間らしくあるのは、「生存するための競争」なんだと思います。


生存競争とは、肉体的な殺し合いです。
自尊心の競争は、心の殺し合いです。

今の高度経済社会・新自由主義社会では、どうやら「自尊心の競争」が目立ってきているようです。
ねたみ、うらみ、ストーカー・・・存在価値を問うために人を殺すなど。または自殺。

本来であれば、生存競争本能がもっと目だって来て良いのですが、そうなりません。
年金破綻で食えない、後期高齢者制度で食えない、ガソリン税が行ったり来たり・・・
生存機能を求めて肉体を賭した暴動が起きるのが、「生存するための競争」のはずです。

しかし、これがまったくない・・・。


つまり、今の世の中は、怒りが抑圧されているのです。

抑圧された思考は、必ずと゜こかで顕在化・現実化します。
殺人、ストーカー、自殺、ネットでの誹謗中傷・・・


むしろ、もっと二極化が進んでいけば、「生存するための競争」が起きてくるのかもしれませんね。
最近は小林多喜二の蟹工船がブームだそうです。

さて、私はどうするか。


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2006/07/29

高収益を上げる企業の条件

お客さんに3つのモノを持って行き、それぞれに「本命」「準本命」「余興」といった役割を与える。
これが最近の桜のプレゼンツールの活用法なり。

いずれも、事前の準備が肝要で、それぞれのツールに、予め物語を与えておくのです。
すると、短編小説3題を解説するような、そんな気分になれます。

是非とも、みなさんお試しあれ。

というわけで、今週も色々な場所に顔を出し、色々な仕事を展開しました。

その中で、プレゼンツールの中で「余興」と位置づけていたものから、思わぬ展開が生まれました。
企業姿勢を示す象徴事例として、あるケースのストーリーを持っていたのですが、この話が思ったよりもヒットしてしまい、本命のプレゼンよりも、余興の集中にクライアントは熱を上げました。

具体的には、ここでは書けない(最近はちょっと書けないことばかりで、ゴメンナサイ!)のですが、人と人とのコミュニケーションの捉え方に対して、クライアント企業がどのような付加価値を見出しているかを、知ることが出来る事例でした。

例えば、芸術を商業に昇華させる(絵画販売とかではないゾ)ことなど、住宅産業の世界ではまずレアケースでしょう。しかし、例えば「環境」「健康」といったキーワードから、「人の生き方」へ糸を手繰ることは出来ますよね。
さらに、「人の生き方」といったキーワードから、「豊かさ」「余裕」「美しさ」といった言葉へ手繰る糸は、無限にあることに気付かれるでしょう。

その無限にある言葉の中から、もっとも美しく、もっともエロチックで、それでいて公序良俗に反せず、流行の先端にあって、さらに気品漂う「居住空間」というものに辿りつけたとすれば、どうでしょうか。

ここを想像できることが、企業の思考範囲の許容力であり、または差別化に向けた幾多のポテンシャルであるということだと、思うわけです。

まったく異質な事象を投げかけて見て、それに対して企業がどのような反応を示すのか。

商業主義に走りチラシをばら撒き、価格競争で他社を蹴落とし、詐欺まがいの営業テクニックで顧客を篭絡させるかのごとくマス戦略企業群が割拠する住宅業界の中だからこそ、それとは一線を画した姿勢で「トップ」を目指す企業が、魅力的なのです。

また、そういう企業は、現在、確実に高収益を上げています。

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2006/07/19

大阪に

明日から大阪へ二日間の出張。

ところで今日、会社で「桜さんは仕事がすきなのですか?」と社員に聞かれました。

俺はそういうこと考えたことないなあ、と困りながらも、「好きな仕事は好き、嫌いな仕事は嫌い」と答えました。

すると、「どういう仕事が嫌いなの?」と聞くので、ああ、なんて良い質問をするのだと感心しつつ、
「意味の分からない仕事かなあ」と答えました。


そうそう、あらためて「仕事が好きか」ということを聞かれて見て気づいたことは、「俺は今の自分がしていることは、すべて仕事だと思ってやっている」ということでした。

そして、またその逆も真なりなんだと。

つまり、「仕事だとは思っていない、生きている実感が欲しいだけなのだ」ということでしょうか。

娯楽も、仕事も、結局自分にとっては、「生きている実感」ということに帰結するのであり、それはつまり、「意味があること」なんだということでしょうか。

生きている実感、もっと、何かを掴みたい、そのためには、そのプロセスとして今の仕事とか人間関係があり、その道の途上で死んで行くのだなあと、やっぱり死生観みたいとところにたどり着いてしまう。

さてさて、今度の大阪は、今からとてもワクワクしています。
なぜなら、俺の今のメンターの一人であるベンチャーの社長と一緒の仕事になるからです。

仕事とか云々よりも、その社長に同行させて頂きビジネス観を間近で垣間見れるチャンスなのです。
このチャンスは、今後の俺の人生にとって、宝物となるに違いありません。

もはやその時、俺はメディアに所属する「企画屋」という枠を超えて、ビジネスを捉える実体験を学ぶことになるでしょう!!

とはいっても、一番の楽しみは夜の大阪。社長と一緒に、夜のふらつき方なんていうのも、学んで来たいと思います(こっちは俺の方がリードしたりして・・笑)。

では行ってきやす~


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2006/07/17

売り込まれ週間

久しぶりに車に乗って、今日は雨の中ドライブしました。一人で(泣)・・・。

とは言っても、久しぶりに乗る車の、汚さったら、ありゃしない!
車内はカキの種だとかピーナッツのカケラなんかが転がって、「ああ3ヶ月前にゴルフに行ったときに、同乗のオヤジ連中が酒盛りした後のままだったんだな」と思い出しました。オヤジども、俺は元気にしているぞ~!!

さて、それはともかく、ちょっと街道に出た途端に、恐ろしい渋滞。
途中で休みたくなって、紳士服店に入り、トイレを借りつつ、服を物色。

愛想の良い女性の店員さん(カワユイ~)がいたので、しばし雑談。

「今年の流行りは、柄モノのシャツに柄モノのネクタイを組み合わせるんですよ」
「へーそうですか」

結局、茶色いヘビのようなネクタイと、オレンジ色の縦じまが入ったシャツを購入。
言われるがままじゃないかよ、この俺。

買って帰らなければ、申し訳ない。
「私の笑顔に、価値が無かったの???」

そんなことを、店員の笑顔は、訴えかけている!

自意識過剰のボケ野郎は、今になって「こんなネクタイ、一生しないだろうなあ」などと後悔している。
俺の、アホ。

◆買わせる技術と売り込みの技術◆

 で、そんな店員がいるかと思えば、昨日はケーブルテレビ会社が「受信のチェックです」と言ってウチに来ました。作業服で、商売っ気まったくなし。

で、その作業員。なにやら専用チューナーを出して、カチャカチャと操作を開始。すると、なんと色んな番組が、俺のボロテレビから映し出されるではないか!!!

その後、驚く私を横目で見つつ、「大丈夫ですね。受信ケーブルに異常ありません。では、失礼しました」
といって、そそくさと帰り支度を始めるではないか。

私はすかさず、「ちょっと、待って。今映ってたのが、いわゆるCS放送ってやつ??」と質問。
作業員は「はい、そうです。BSもデジタル放送も見られますよ、専用チューナーがあれば」と答える。

私「今、お兄さんが操作していたヤツが、専用チューナーっていうの?」
作業員「はい。でも、月々料金が掛かるんですよ」
私「ちなみに、いくらなんですか?」
作業員「3980円です。今申し込んで貰えば、加入金もサービス、料金も3ヶ月無料、設置料も無料ですよ、ついでですから」

でもって、CS放送受信チューナーを契約してしまいました~(笑)。

スポーツ1というチャンネルは、千葉ロッテマリーンズ公式戦も放送されるし、その他のチャンネルでも、ゴルフのPGAツアー、懐かしいテレビドラマ(特捜最前線とか太陽にほえろとか・・)とか、地上波では見られない番組がやっているのです。

まったく、この休みは優れた営業マンの手腕を見せ付けられましたよ~。。
というか、私が自分自身でも気付かないニーズを発見させてくれたという意味で、たまには売り込みを受けて見るということも貴重な体験だということが分かりました(笑)。

でも、壷だとか絵画だとか新聞だとかは、いまだに勘弁してくれ~って感じですが・・・


 


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2006/07/01

有機時間

明日は久しぶりに寝坊ができそう(笑)。

午前中はゆっくりして、昼から東京ビッグサイトのリフォームフェアに出かける予定です。
目的は健康建材メーカーの人との再会と、媒体に掲載する記事についての打ちあわせ。

完全なオフということよりも、休日はむしろ少しくらい仕事と関係したことをしていないと、テンションのコントロールも難しい。それくらい、世間には誘惑と情報の罠が溢れているみたいです。

◆娯楽装置は人の心と時間を奪う

 遊戯施設、ギャンブル場、テレビ、インターネット、ファーストフード、ファミレス、巨大ショッピングモール・・・
 こうした娯楽装置は、人に「真」の休息を与えないのではないか。

 そんなことを思わせてくれる時が、最近の唯一の楽しみである、公園の散歩と、散歩がてらにベンチでくつろぐ読書です。

 そして仕事で外に出ている時には、お客さんのとの面会の合間を縫っての、喫茶店での瞑想と企画ごっこ(笑)。

 特に、「企画ゴッコ」は楽しい。
 最初は意味不明な曼荼羅絵を書く事から始まり、そこからストーリーを考え、「新聞1頁の見出し」「レイアウト」「インタビューすべきキーマン」・・・そんな色々なことを想像して片っ端から記していきます。

そこにはテレビもネットも何も無い。ただあるのは、自分の精神と心と魂と、紙とペンのみです。
これで、時間は自分のモノになる。誰にも奪われない、有機的な時間です。

◆工事業者、ビルダーなどとの諸会合で・・・

 今週の月曜日は某エネルギー会社と某ホームビルダーとの打ちあわせのセッティング。その後、昼食をビルダーの方と一緒にして、「どうして家を売るのか。お客さんのことを思うって考えて、末端の営業マンは動けるのか」などという話を、結構本気で仕向けました。

 ビルダーさんはとても誠実な方です。責任者の方に混じって若い営業担当者の方も複数名同席していたのですが、いずれも真剣に桜の話に耳を傾けてくれました。

 あ、それとこないだの土・日曜日は名古屋に出張。某設備メーカーの方と偶然に展示会の待合室で鉢合わせ。
 
 さらに昔世話になった材木屋さん、シロアリ施工業者、地震対策関連装置メーカーの方・・・・色んな人と打ちあわせ、雑談、取材。これはみんな情報源になると考えると、とても生きている実感がする。

うん、仕事って面白い!!

 って思った矢先、桜の今のメンターから電話が入る。「おーい、早く今の会社辞めて俺んこと来い」(!!!)

◆やっぱり世の中は循環しているのだった

 不思議なことに、仕事が順調の時ほど、こうした「嬉しい誘い」が舞い込んでくるものなんだなあ、と思ったわけです。

 逆に、投げやりになっていたり、モチベーションが落ち、いろんなことが嫌になっている時って、人も周囲に寄ってこなくなります。

 これを「オーラ」と言うのでしょうか。

 ちなみに今の会社での仕事のパートナーは、「波動・オーラ・フェロモン」説を唱えています(笑)。

 桜の場合は、自分でも「ああ、今は波動が出ている」と感じることが多々あります。そんな時、決まって仕事はうまく行くんです。そして、小さなことが気にならなくなる、不思議な感じ。

 忙しくて体が悲鳴を上げる時こそ、実は一番楽しい時なんだと、最近は思っています。
 でも、それには条件があるんです。

 ①本気でやろうと思っていること
 ②やらされ感がないこと
 ③職場の人など、自分を取り巻く他人が、それぞれ自分以上に一生懸命仕事に取り組んでいること
 ④期待が大きいことを実感すること
 ⑤自分の時間感覚を誰にも邪魔されず、自由を獲得して気ままに伸び伸び動き回ること

 今のところ、⑤は自分でなんとか勝ち取ったと思っています。
 そして、①~④のなかでは、自分にとっての課題は、やっぱり①です。

 本気になって取り組めること―これをまずは100個くらい見つければ、僕には当面の不安は無くなると思っています。
 
 その「本気」の仕事が何なのかという部分。実は、これが一番難しいのです。
 だから、それを探し続けることで、僕の人生は終焉を迎えるのだと思っています。

 一生見つからないような予感もある。だけど、それが、「生きることなんだ」と、最近の瞑想での結論です(笑)。

 「どの道俺は道半ばに 命を燃やし尽くす」(エレファントカシマシ『シグナル』)
 そんな風に、生きているんだと・・・・

さて、明日も頑張ろう~♪

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2006/06/30

やっぱり「反ロハス」だな。さよなら、消費社会

大量消費・圧倒的コマーシャリズムに頭が洗脳されて、感動まで商品化される世の中です。

そこでみなさん、「アド・バスターズ」というのをご存知ですか?実は桜も最近知ったばかりで、へえーこんな面白いスノビズム風刺倒錯装置があったのかと、感激している次第です。

直訳すると、「広告退治屋」です。
どこに行っても必ずある企業の宣伝、うるさいテレビ、BGM・・・
いつから市民は企業に奉仕する奴隷になったのか。
企業が誕生してまも無い頃は、企業は市民の奴隷だったはずだ、それがしつしか・・・・

そんな考察が記された本が、カレ・ラースンというアドバスターズ創始者が書いた、表題の「さよなら、消費社会」です。

みなさん是非読んで見てください。

精神汚染から身を守るために僕らにできることは、まず「モノを買わない」ということだということです。

これを読めば、三文ドラマではきっと泣けなくなるし、きっと「いかに僕ら消費社会に住む現代人が、大量消費社会の奴隷になって、情報操作され、妥協を善しとして一生を空しく終えていくか」ということを、発見できるかもしれません。

そして、今流行りの「ロハス」という新俗物主義がいかに欺瞞に満ちたものであるか、気付くかもしれません。
ロハスは所詮、陳腐なマーケティングに過ぎません。マーケティングする側とされる側双方の視点を探ると、現代の消費社会の構造がボンヤリと見えてくるはず(ロハスのことは著書には具体的には書かれていません。これは桜の偏見ですよ~)。


ちなみに、この「アドバスターズ」の試みが面白いのは、単なるコミュニズムではないということ。
消費社会に対して全く逆の視点、つまり鏡として「運動を提示」するということでしょうか。

今までのコミュニズムは消費社会に対する真正面からのイデオロギー対立を見せる、つまり「こっちの土俵」で勝負するという筋論だったのですが、アドバスターズは、逆に相手の力に乗っかって、彼ら消費社会の土俵で勝負を仕掛けるという戦いであることです。


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2006/05/18

『起業精神』

『起業』についての書籍を最近はずっと乱読しています。

別に、私がすぐにでも起業しようということではありません。
しかし、今の仕事を始めてから、どんどん新しいことにチャレンジして行こうという心が強くなってきているようなのです。

「なぜ俺はこんなことをするのだろうか」
「誰のためなのか」
「普遍性はあるのか」
「新規性はあるのか」
「オリジナリティはあるか」

色んな要素を絡めて、今の自分の生き方について毎日考え続けています。

その中で今日、今の自分のメンターとも言えるベンチャー企業の社長と久しぶりの懇談。
当然、この社長とは今の仕事の企画を通じてのクライアントでもあるのですが、自分にとって今は、すごい特別な存在です。

社長の経営思想、生き方、自分自身への冷静な分析、そして的確なコメント。
そして、すべてにおいて、本気で命がけであり、孤独であり、群れない人物。
業務内容の取材よりも、そのビジネスに対する視線と分析に、惹き込まれてしまいます。

その社長と、取材そっちのけで「起業論」を交わしました。


しばらくして僕は言いました。
「俺が資本家ならば、10回は面談して、その経営思想に共鳴した経営者にどんどん投資しますし、当然リターンなんて求めませんよ。それが今の資本家どもは、フタこと目には『過去3年の決算書をもって来い』だとか、いったいその企業の理念だとか社会性などについて、どう考えているのか。だから、世の中もそして住宅業界もコストコストになるんですよ」

そうしたら、社長は言うのです。
「まあそれは当然のことだよ。だけど、俺だって君の『今の仕事』に対して、リターンなんて求めないよ。どんな看板があろうと、経営判断の最後は、その人物でしかないんだよ。だから、余計なこと考えずに何でも本気でぶつかってこい」

社長とは、仕事の話よりも、今読んでいる書籍の話、そしてその論評などについて熱く意見交換しました。
そして、今後の桜の目指すべくビジネスについて、色々なサゼスチョンをしてくれた。

さて、冷静に考えて見れば、私が悩み抜いて提案した企画が、どれだけ『起業性』を持っているのか、ということを社長は見ていてくれたのだと思います。

それがズボラな提案であれ、本気でこの社長から色んなノウハウを吸い取ってやろう、そんな本気度が、伝わってるんだと思います。

皆さんも、どれだけ「本気になれるか」、24時間一生懸命考えるというのも、悪くないですよ~♪
(その分、本気でないものを捨てて行くという勇気も鍛えられているような気がします。それがメリットかデメリットなのか、そして自分の人格にどう影響を与えるのかということは、今後の私の考察対象となってくるに違いありません!)


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2006/03/22

説得からアジャストへ

仕込み、人脈、将来像・・・そして「顧客」の分別。
最近、色々なことが、分かってきました。

おかげさまで、とても楽しく充実した毎日です。

特筆すべきは、以前と比べて、「原稿書く」という作業自体が、大激減しています。
原稿を書くことが減った分、「顧客コミュニケーション」が多層的になってきているようです。

それで分かったことは、「原稿を書く」ということは、自責の範疇だと思いました。
期限を守り内容を満足させること、そして結果を受け止めるのは自分次第。

しかし、「顧客コミュニケーション」は戦略的なものです。
頭を戦略的に置き変えた場合、その行動パターンは「説得」から「アジャスト」になります。
期限と相手の立場があり、タイムマネージメントを含めて相手の利益構造を知る必要があります。

「アジャスト」とは迎合ではなく、「取捨選択」ということが前提になります。
取捨選択を上手に行うことは、相手にとってもメリットを生みます。

相手である顧客に「思い違い」をさせない、「過度な期待」を持たせない、そして、相手の時間を無駄にさせないというメリットが生まれるのです。

だけど、俺も成長したなあ、と思っているうちは、まだまだなんです。
成長したなあ、というよりも、「いい感じだなあ」という感覚。

これをどこまでも続けていくことが肝要です。

そうした顧客マネージメントの究極が、現在の職場の上司の姿です。
彼は俺とは理想も人生観も異なり、まったく正反対のタイプだと思っていますが、大いに学ぶ点がたくさんあります。

俺自身の長所でもあり、自己愛的な心地よさもある荒削りの部分を大切に持ちながら、こうした上司の手法を盗んでいくことで、何か新しいものが生まれ、もっと違う方法が見つかるのではと思った次第です。

やっぱり、人間は環境を変えることに損はなかった(苦しいこともあるけれど)と思う日々です。

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2006/03/10

組織社会で分かった「ベンチャー魂」

さてさて、今週も色々とありました♪
見えてきたぜ、いろんなことが。

来てますよ~ついに、やっと一ヶ月半が経った今、俺の時間が来ているんだと、感じる。

あ、ごめんなさい。ここまでは一人言。でも、何かが、今までと違う。
やっぱり、全く違う環境で、その環境に対して緊張感を持ちながら、自分の主張をどうやったら押し通せるか、考えることは大切なことなんだと、実感する。

何事も、好きなように、自己主張を通すことは簡単である。
そして、それが「勝手にどうぞ」とばかりに通ってしまう世界は、楽であるし、やりやすい。
だけど、それは、それ以上のモノはない。
かつての、半年も経たない前の俺が、そうだった。

一方で、「これはイケる!」そう思った企画に対して、色んな壁があるのが、今の俺が置かれた環境。
しかし、そんな中で、「では、どうやったら、この企画が通るのか・・・・」を、じっくりと考えるようになる。
それは、必死に、考える。

そして、色んな人と会い、話す。
そうした中で、色んな打開策が見えてくる。

そうすると、ともかく、自分の考えた企画に対して『何人がダメだしするのか』が、楽しみになってくる。
「ダメだし」されるということは同時に、「他にこんなアプローチもあるんじゃないの?」という回答をも得られるようになる。

これは、とても快感である。

保険屋、工務店、流通屋、メーカー、識者、コンサルタント、そして社内の社長・・・・ともかく、外部と内部で実際に問い掛けて動いて見て、だんだんと主張をぶつけあって見る。一歩一歩。

そうすると、周囲の状況は、変わってくる。

同時に、俺自身の「企画」も、さらに磨かれてくる。
そこから、また戦いが始まる。

真剣に反論し、真剣に対案を出してくる人がいる。
俺のとっぴな企画が、そうした人々の「古い価値観」を揺さぶり、同時に俺の「独善性」を揺さぶる。

そんな毎日が、楽しい。

×                ×                     ×

さて、ベンチャー企業が住宅業界に続々と登場してきている。
俺の今熱を入れている「企画」について、「カスタマイズ」をして一緒に熱を上げてくれる何人かの人物と、この2週間で巡りあった。

それは、全くの異業種の人もいれば、業界で長い人もいる。
その最前線に、自分が立ち合えることが堪らなくスリルがあって楽しい。

特に、最近ではあるベンチャー企業の社長からは、仕事と人生について大いに学んでいる。

俺にとっては、仕事上の「顧客」でもあるその社長と語り合うことと言えば、もはや仕事の話なんかではない。
時には一緒に商社に出かけ、店舗に出かけ、保険屋に出かけ、さらには設備機器メーカーに出かける。

そして3日前には、さらにかつて「アウトレット建材」という言葉を創出した人間とも再会。

現在、その人は「今度は日本版NAHBを創る」と言って途方もない野望を持っている。
話が弾み、深夜まで討論が続いた。

こうした出会いを数多くセッティングをする。
すると、彼ら熱い人々は、俺に何とか仕事上の「実績」を付けてやろうと一生懸命になってくれる。
それは、同時に彼ら熱いベンチャー魂を持った本人にとっても、自らの事としてビジネスに繋げようとしてるからだ。

彼らの野望と、俺の野望が、シンクロする。

そして、企画は爆発する。
こうなれば、もはや怖いものはない。

その上で、社内での企画立案となる。
すると、初めて俺の「思い」を聞いてくれるようになる。

「よし、やってみろ」

その一言が、たまらなく嬉しい。

×         ×         ×

ってなことが、正直な今の心境なんです・・・(笑)。

でもさあ。。。よくよく考えて見ると、俺はきっと組織に何かを期待されることを喜びとする人間なのかもしれないと、思ったんです。

その意味で、本当に一人で戦っているベンチャー企業の起業家の方々って、偉大だと思うのです。
だからこそ、僕は彼らから多くのモノを吸収し、いつしか本当の意味で「一人立ち」したいと、強く思っている次第なわけです。


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2006/03/08

親愛なる「奴」へ

やっと新しい環境にも慣れてきて、仕事が急ピッチに忙しい。
でも忙しくて疲れるのは、全然疲れない(笑)。

なぜなら「これでもか、これでもか」という終わりのない世界の壁を叩き続けるからなのでしょう。

今日は久しぶりに早く帰ってきて、自分の時間が持てたから、久々の更新だ♪

で、今日は運命とメンターの話。
分かる人には分かる、リアルな話かもしれません。

数年前、旧雑誌で編集をしていた時代の僕の目標は、とある専門誌の編集長でした。
彼の斬新な紙面づくりと、考え方。まさしく、「こいつと一緒にモノを作って見たい!!!」と思うような、そんな奴です。

話はいきなり飛びますが、イマジンの青木さん(見てますか~??笑)との出会いは、俺の愛する唯一の後輩・猿渡君のコンタクトから生まれました。青木さんの思考回路と弾けるパンクロック魂に触発されること数回、なるほど「メンター」という存在が何なのかということを、考えさせられたわけです。

その青木さんと目標であった「奴」と、俺。
この3人、どっか、共通項があると、今でも思っている。

だが、運命のいたずら。
僕と「奴」とは、商売上の、流儀上の、そして自己表現に敏感であることを目指さんとする者でしか共有できない、微妙な心の行き違いが、あったのだと思う。

決して接点はなく、だが、どこかで気にしあうような存在。
そして、俺は、別の会社へ移籍。

そんな「奴」と、今日ある場所で再会したんです。

結論から言うと、いい再会だった。

「俺は、いま紆余曲折があって、こんな立場になった。そして俺はずっと君のことを気にしていた」と僕。
「こういうことになって、びっくりした。実は一緒に何かを仕掛けたいと思っていた」と奴。

今から思えば、僕は奴との接点を、あえて避けてきたのだと思う。奴も、きっと同じ思いだったに違いない。

つまり、互いに、孤独であるってこと。
そして、孤独であることの、どこか逃げ道とか、パワーへの転化の仕方とか、シニカルな視点への転用とか、ある意味「空しさ」をパワーに転化させるような手法があるということを発見していた、そんな同士だったのかなあ、と改めて気付いたのです。

「でも、人生って分からんもんだよな。お互いに一緒に何かやりたいと思っていたなんて。しかし、皮肉なことに、今度は具体的に好敵手として、戦わなければならない存在になる。その意味で、今度はファジーな距離感ではなく、互いの存亡を掛けた“敵”として、接点を持つようになるのかもしれないね・・・」

つまり、それが本当の、ライバル・・・・・

何か、その時、胸が久しぶりに熱くなった(笑)。

今後は、奴も編集者生命を掛けて、俺を潰しに掛かるかもしれない。
それでこそ、俺が目標とした、「奴」である。

でも、俺は信じています。
きっと、いつか奴とはどこかで、接点を持つ日が来ると。

それまで、俺は絶対に潰れないから、安心していてくれ。

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2006/02/08

記者懇談会

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「ジウ」を手にする馬場さんと松沢さん


昨日は桜が記者時代の頃の「戦友」??との飲み会でした。
恵比寿のハワイ料理の店で、とても楽しい一時でした。

写真向かって左側の人が、弁護士試験に挑むためロースクールへ通うことになった住宅メーカー系全国紙記者の馬場さん。右側が林業系全国紙記者の松沢さん。この日の主催は工務店向け業界紙記者の名物記者・木田さんでした。

馬場さんはロースクールに特待生として入学するというから、びっくり。どうしてそんな秀才がシコシコ記者なんてしていたのでしょうか、という程優秀な人です。「弁護士として何をしたいのか」という話を語ってくれて、とても勉強になった次第です。

一方、松沢さんは元野球部でガタイも良く、ケンカ上等の「武闘派」として知られて(?)います。
また、「極右」とか「タカ派」とも呼ばれていますが、実際のところは、なんと文学青年でもあるのです。

ところで、その松沢さんに面白い話を聞きました。

以前、このブログでも「疾風ガール」を書評しましたが、なんとその作者である誉田さんは材木屋の息子であり、松沢さんはその材木屋が誉田さんと関係があるとは知らずに、取材をしたそうです。

松沢さんは以前から誉田さんのファンであったのだが、その材木屋の社長は、「うちの息子がなんだか小説なんか書き始めて、最近本まで出したら、売れちゃったみたいなんだよね」と切り出したそうです。

松沢さんは最初は「ふんふん」と聞いていたそうですが、「ところで、どんな本を出したのですか?」と聞いたところ、「これだよ」と言って社長がもって来たのが、「ジウ」という本だったそうです。

これを目にした松沢さんはびっくり。
「これって、あの誉田さんじゃないですか!!」

社長は「でも、息子にはこんな本が売れたからと言って調子に乗るな、お前の本業は材木屋だぞ」と言って聞かせて、小説家である誉田さんは未だに材木を担いで仕事をしているそうです。

あ、そうそう。
それと、松沢さんは、千葉ロッテマリーンズの川崎時代からの熱烈ファンであることが、判明したんです!!
僕は、それをまったく知らなかったから、二度ビックリ。
昨年は日ハムvsロッテの札幌ドーム3連戦ツアーにも参加、さらに千葉マリン25回来場したほどのツワモノです。

酔っ払って、二人で「打て福浦」とか「西武には負けられない」を合唱したら、馬場さんと木田さんは口をあんぐり。

とまれ、同じ業界であれこれ議論しながら、一緒に仕事をしてきた仲間との再会は、とても楽しかった。
馬場さんは記者を退職してこれから関西の方へ行ってしまう。そして僕は新しい職場へ。
松沢さんはロッテファン。

今年は、なんか本当に面白い年になりそうです。松沢さんとは、今年西武ドームに一緒に行くことを約束して、別れました♪

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2006/01/24

34才の支店長

工作機械の問屋さんを尋ねて町屋へ。

そこの問屋さんの社長(以下、町屋社長とします)は6年前に就任、そのときが一番業績が低迷していた時であったとのことです。

しかし、「ただでさえ売れなくなっている機械」を、どうやって販売してくのか、考えたのです。

その答えは、『メンテと人材育成』の二つしかなかった、ということなのでした。

ええっ・・?何か凄い秘訣でもあると思ったら、まったく単純な答えだったのです。
しかし、この単純な答えを、どれだけ自覚しているトップやリーダーが存在するのだろうか・・

うーん、としばし考え込んでしまいました。

さて、問屋さんの営業スタイルは各地域のディーラー回りが基本。
町屋社長によれば、多くの機械問屋さんは、販売力が落ちた営業マンを抱えるリスクに懲りている事から、正規雇用ではなくて、成果払いの契約社員にするのケースが結構あるそうです。

しかし、それをやりだすと、営業マンは勝手に「アルバイト」をやり出すのが常となるそうです。
固定給は10万円にも満たない彼ら臨時雇用営業マンが、モチベーションを維持して会社の売上に貢献しようだなんて思わなくなるのは、当然と言えば当然です。

そのため会社に伝票を通さず、中古の機械を自分で買ってきて、会社の休日出勤を使って自分で直接ユーザー(工場)へ売りに行くようになる。

その集積が、現在の一般的な機械問屋さんの低迷の一因になっているということが分かりました。

そこで、町屋社長の言葉です。「メンテと人材」。

これを町屋社長は6年間徹底的にやった。
人材はすべて正規雇用の社員、若手をどんどん競争させて、地方の支店長に抜擢。東北の支店長は若干34才。しかし、その支店長はしっかりと「会社に貢献しているんだ」というモチベーションを持ってくれるようになった、と町屋社長は話します。

そして、徹底したメンテナンス作業。機械が売れる売れないに関わらず、ティーラー経由で入る工場からの情報に対して速攻で対応し、機械を分解したり工場のスタッフと一緒になって機械に対する知識を蓄積して行った。

それを繰り返し行ったここ6年間、町屋社長の会社は同業の低迷を尻目に、大不況と言われる特定工作機械分野で大きく成長をしました。

町屋社長は言います。
「企業は、絶対に人材。こんな当然のようなことを、低迷している会社は気付いていない」

しかし、そんな単純なことに、どうして気付かないのかと問うと、町屋社長は答えてくれました。

「それは、『人材なんてパーツだ』と思っている者がリーダーやトップを務める会社だから。または、何にもやる気のない、勉強をしない、コミュニケーションが取れない者がリーダーやトップだから

人材を腐らすことは誰でもできます。けれども組織の人間関係は、現実問題として非常に複雑なのも事実です。
「コイツを登用すると、俺の首が危ない」とか、
「あいつは出来る奴だけど、いけ好かないからいじめてやろう」
とか、必ずしも仕事のモチベーションとは関係のない部分で、人材はいくらでも腐っていくことがあります。

だから、トップになるべく人は、そういう人間の虚栄心を超えた人間でなければダメなんだと気付きました。
でなければ、「人材」など育てることはできない。

冷静かつ科学的に。
町屋社長の眼のように、一瞬冷たいと思われる経営者の眼の中にこそ、ニュートラルな人材育成のカギが隠されているのだと思いました。

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写真は町屋の都電、まだ雪が残っていますね・・・


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